デザインねこ

現役グラフィックデザイナーがお届けするデザインの時短ネタや参考ネタ、HOW TOなどのお役立ち情報から、ハンドメイド、インテリアや暮らし、ネコとの生活など様々なジャンルの記事を2人と1匹でお届けする(デザインよりの)雑記ブログ。

経験から話す、インハウスデザイナーに向いている人、向いていない人をまとめてみた。

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こんにちは、今日もよろしくお願いします、デザインねこです。(@toranekodesign

 

 今回はデザイナー同士の会話で感じた、「インハウスデザイナーに向いてる人、向いてない人」というテーマにて書いていきます。

 

先日、久しぶりに制作会社勤めの友達と話をしていたらインハウスデザイナーについていろいろ聞かれました。

その友人曰く、

 

「インハウスってなにをやってるかわからないけど具体的にはどうなの?」「制作会社よりラク?」「帰るの早い?休み多い?」「待遇は良くなった?」「仕事って、おもしろい?」

 

とのこと。矢継ぎ早だなおいっ。興味深々かよ!

 

ということで、インハウスで働くメリットや仕事内容などをかいつまんで話していたのですが(メリット、デメリット、仕事内容はこちらの記事を参照)

 

design-neko.hatenablog.com

design-neko.hatenablog.com

 

 

その後友人がこの話の後に「俺はあんまり向かないかもなあ~」とつぶやいていて

 

「あー、(インハウスデザイナーって)たしかに向く人向かない人ってあるかも」

 

という思考に至りました。確かにインハウスでのデザイン業は性格や適性、暮らしやキャリアイメージによって向き不向きが別れるポイントがあります。制作会社とインハウスの両方を経験した自分だからこそからこそわかる、インハウスに向いてる人、向いてない人をまとめていきます。

 

インハウスデザイナーに向いてる人 

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自分まとめではインハウスデザイナーに向いているのはこんな人です。(今回は適性に注目して、こんな技術やスキルがあるといいといったところは考えないものとしています)

 

ワークライフバランスを意識したい人

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ワークライフバランスを意識したい人には圧倒的にインハウスデザイナーがオススメ。というのもインハウスデザイナーは制作会社のデザイナーに比べると案件のコントロールがしやすい。なぜならインハウスデザイナーは社内の仕事が中心でクライアントが内部にいるような形になるため。制作会社ではお客さんがあっての仕事なので自分で仕事をコントロールするにも限界があります。制作会社時代には、大事な予定が週末にあるから、平日死にものぐるいで頑張ったのに、クライアントの無茶振り修正が金曜に飛んできた結果、週末がパー!なんてこともありました。

その点、インハウスデザイナーは仕事が社内から発生しているので、自分の交渉次第でスケジュールをなんとかできます。担当者とコミュニケーションがとれていればかなり融通がききやすいです。

 

ちなみに、帰宅時間も制作会社時代にくらべ格段に早くなりました。

 

・制作会社時代

平均しても22時台後半から23

 

・インハウスの今

平均しても19時台前半

 

今は、仕事ができる時間も決めまれているので、遅くても21時には会社をでています。こうして見ると仕事の拘束時間もかなり違いますね。仕事に使える時間も限りがあるので工夫して早く終わらせねばならないという面もありますが。。。

 

 

エキスパートよりもジェネラリスト思考の人 

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制作会社とインハウスでは、デザイン以外のことへの関わり方が変わります。簡単に言うと

 

「デザイナーという専門職としてエキスパートを目指す制作会社

 と

「デザインを作るだけでなく周りを動かしてものを作ったり、専門の仕事以外にも関わるジェネラリストを目指す必要があるインハウスデザイナー

 

といった感じ。ジェネラリストとは、ビジネスにおける広範囲の知識や技術、経験を有する人のこと。制作会社ではデザインを専門に扱います。むしろ、それ以外にはほとんど関わりません。対してインハウスデザインをやっていると社内の体制や組織にもよりますが、かなり広範囲の業務に関わる機会が増えていきます。

 

インハウスデザイナーの業務はコチラ

design-neko.hatenablog.com

 

 

デザインだけでなく広くいろんなことに関わりたい、デザインだけをやっていくのが不安、といった人にはオススメです。逆にデザインだけを中心にやりたいけどインハウスデザイナーがいい!という方は、入りたい組織に経験と知識のあるジェネラリスト系の上司がいるか確認できるといいかと思います。その人がコントロールをしてくれるならば自分はその人の求める専門技術に注力し力を発揮するという選択もあります。

 

新卒デザイナーよりも中途のデザイナー

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正直なところ、新卒からの就職でインハウスデザイナーはオススメしにくいです。 

理由はシンプルで、制作会社のデザイナーとインハウスデザイナー仕事の幅と量が違います。単純に「デザイン」に関わる深度が圧倒的に違います。

インハウスデザイナーでは1社(自社)のデザインを扱いますが、制作会社では、数多ある幅広いクライアントのデザインを担当します。その中では金融や省庁のような堅いデザインから、アパレルや飲食のような柔らかいデザインまで幅広いテイストを作ります。また、業種も違うし媒体の幅も広くなるので、そのぶん様々なデザイントーンを身につける必要があり、ひいては自分のスキルを伸ばしやすくなります。自身のデザイナーとしての成長を考えると圧倒的に制作会社に軍配が上がりますね。

 

自分調べになるところがありますが、一般的には制作会社の方が「デザイン」と向き合う中身も時間も濃くなっていきます。デザインスキルを伸ばすには質も大事ですが量も重要です。もちろん制作会社のデザイナーは

 

・帰る時間が遅くなる

・仕事がハード

・(一般的に)給料が安い

 

といったデメリットはありますが、後々のデザイナー人生を考えてのキャリア形成を考えると新卒から数年は制作会社で働いた方がデザイナーとしてのスキルは伸ばしやすくキャリア形成をしやすくなると思います。

 

まとめ 

今回はインハウスデザイナーに向いてる人、向いてない人をまとめました。まとめとしては、インハウスデザイナーは「ガツガツデザインやりたいぜ!」て人には向かないかもしれませんが、「培ってきたデザインのスキルを活かしてなにかをしたい!」という人にはオススメできます。その「何か」がはっきりわかっている人にはもっとオススメできるのではないかと思っています。

ちなみに今回の記事はあくまで経験したところ、同業のインハウスの方と話をしたところをベースに記事としています。会社によって細かいところは異なりますのであしからず。ということで、今回はこのへんで。