デザインねこ

現役グラフィックデザイナーがお届けするデザインの時短ネタや参考ネタ、HOW TOなどのお役立ち情報から、ハンドメイド、インテリアや暮らし、ネコとの生活など様々なジャンルの記事を2人と1匹でお届けする(デザインよりの)雑記ブログ。

言葉にせずとも察してほしい上司、言葉にして欲しい部下

こんにちは、今日もよろしくお願いします、デザインねこです。(@toranekodesign

 

今回は、部下を育成の立場から記事を書いていきます。まず結論を言うと、「上司のみなさん、若い子にはハッキリ物事を言わないと伝わりません。部下のみなさん、上司は言葉にせずとも察してもらいたいのです。上司の意図を汲み取り、察してあげましょう」というお話です。

今回は30代の真ん中くらいの中堅社員として、20代の若手、40代以上のベテラン両方に向けて書いていきたいと思います。

 

ベテラン上司と若手の教育の感覚には意識のアンマッチが潜んでる!?

 

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我が社は基本、平均年齢が高く20代の若手社員の直の上司が40代のベテランというケースが多く、さらに数年前まで新卒採用を一切行ってこなかったという歴史があるために教育の機会を持たなかった社員が数多くいます。プレイヤーとしては優秀でもマネージャーとしてはあんまり。。。そんな人がたくさんいます。そのため、一般的に見ても教育が出来ない部類の会社になると思います。それを立証するように、数年前からはじめた新卒社員の採用活動では入社した8割の新卒が辞めていきました。

 

この教育のアンマッチが起こる根本のズレはどこだろう?と普段のやりとり、言動、言動を見ていたら気づいたことがありました。それが今回のテーマであるベテランの教育と若手の期待する教育意識のアンマッチでした。

 

言葉にせずとも察してほしい上司、言葉にして欲しい部下

 

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アンマッチの正体はズバリ

 

言葉にせずとも察してほしい上司

言葉にしてほしい部下

 

というお互いが相容れないポイントに集約されると思います。どういうことかを見ていきます。

 

言葉にせずとも察してほしい上司

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普段の教育姿勢や、発言などを見ていると40代上司は部下に言わなくとも「察して」ほしいと感じているケースが多いことに気づきます。これは

 

・「自分たちが若手の頃は何も聞かされず現場に行かされて、怒られながら仕事を覚えた」といったような発言をする。

 

・若手の成長を考えて、自分で考えて答えを出して欲しいと、最小限だけを教える、又は面倒を見ない。

 

・自主性を出して欲しいから、部下が一つの仕事が終わっても、次を振らずに様子を見る。

 

などの行動から見てとれます。これらはかなり極端な例ですが、実際の会話や行動。ここからわかるのは

 

「自分で考えて行動をしてほしい」

 

ということ。言葉にして指示をしなくても、自分で考えて仕事を進めてほしい、主体的に動いてほしいといった意識が強い傾向があります。これは実際に40代上司のかたに直接聞いたところ「言われなくても自分で気づいて行動してもらいたい。自分で気づいて実行したことの方がチカラになる」と仰ってました。

とても素晴らしい考え方なのですが、この点がそもそもの意識のアンマッチの原因になっているのです。。。

 

言葉にしてほしい部下

 

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反対に、若手からすると

 

「一言言ってくれればよくないですか?」

 

と言っています。言ってくれればわかるし、実際上司が行動する意図もはかれます。説明してもらえればはじめから合理的に、効率的に動けると考えています。

 

先ほどの例で答えると

 

・「自分たちが若手の頃は何も聞かされず現場に行かされて、怒られながら仕事を覚えた」と言った発言をする。

→きちんと事前知識を教えてもらえれば、役に立てるかもしれない。怒られながら覚えるとか理解ができない。

 

・若手の成長を考えて自分で考えて答えを出して欲しいと、最小限だけ見る、又は面倒を見ない。

→自分で考えてほしいならそれを言ってほしい。面倒を見ないというのはいかがなものか。

 

・自主性を出して欲しいから、部下が一つの仕事が終わっても次を振らずに様子を見る。

→自主性も大事だけど「手持ち無沙汰な時間が嫌」だし、そもそもその時間が勿体無い。

 

となるのです。個人的な感想かもしれませんが、自社のような古い体質の会社では若手社員の方が効率を重視し、上司の方がやる気や意識などの感情や根性論みたいなものを意識する方が多いような印象を持ちました。

 

アンマッチの解決方法

 

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このアンマッチは育ってきた環境、時代の違いやバックグラウンドから大きな意識の壁として存在しています。実際のところ簡単に取り払える壁ではないでしょう。そのため割り切って、ベテランと若手という生き物の違いとして捉えれば上手くやっていけると思います。

 

上司サイドは、なるべく言葉にして説明をする。理解を促し、意図を伝える。

 

そして

 

部下サイドは上司の意図するもの、希望を汲み取る努力をしていく。

 

相手の望むものをお互いが提供する。なんと美しい異文化コミュニケーションでしょう(笑)

 

まとめ

今回は若手社員とベテラン社員の意識の違いによる教育のアンマッチについてとりあげました。私は30代で両方の年代の感覚がわかるし、(自称)体育会系意識の、文化系人間なので両者の言い分もなんとなくわかります。精神論的に根性で何日も徹夜をして苦労して身につけたスキルや知識は自分の助けになるというのは日々実感しています。しかし、そのような同時に精神論的な仕事の仕方は振り返ってみるとかなりの時間の無駄をしていたという感覚もわかっています。

自分のチームはこのような年代的な意識の違いについても話し合い、仕事の意図から具体的な説明まで丁寧にするように心掛けているおかげもあり、他のチームよりは部下の仕事への満足度は高そうです。まあ、こちらの意図まで話をしてしまうので自分で考えることが苦手にならないか不安ですけどね。

もし若手の部下の教育にお悩みのベテランの方がいましたら、ぜひ一度この方法をお試しくださいませ。やってみる価値はあるかと思います。

それでは、今回はこのへんで。