デザインねこ

現役グラフィックデザイナーがお届けするデザインの時短ネタや参考ネタ、HOW TOなどのお役立ち情報から、ハンドメイド、インテリアや暮らし、ネコとの生活など様々なジャンルの記事を2人と1匹でお届けする(デザインよりの)雑記ブログ。

自力でなるべく安く!趣味にもオススメなシルクスクリーンを始めよう【前編】

こんにちは、今日もよろしくお願いします、デザインねこです。(@toranekodesign)

長らく記事が少なかったハンドメイドカテゴリーにやっと記事を投入します。まず第1回目はシルクスクリーン。ずいぶんと前から記事の準備を進めていたのですが、やっと準備ができたので公開に至りました。今回はのシルクスクリーンのテーマはハンドメイドカテゴリーらしく「手軽に、安く」。なるべくお金をかけずに、楽しくシルクを作っちゃいましょう。それでは始めていきます。ちなみに今回は記事ボリュームが多いので準備編と実践編の2部構成になります。

シルクスクリーンとは

美術系の方は授業なんかでやってきたかもしれませんが、みなさんは「シルクスクリーン」を知ってますか?

孔版一種。木かアルミに布を張って版を作りさまざまな方法布目をふさいでインク透過しない部分作り図像を写す。以前は絹がもっぱら使われたが、最近化学繊維使用することが多くなっている。

参考 : http://www.weblio.jp/content/シルクスクリーン

これは身近なところではTシャツにプリントするときなどにも使う技法です。他にもテキスタイルのプリントでも使われていたりしますね。昔、プリントごっこという機械がありましたが、アレと同じ原理の印刷方法です。

道具の準備

まずは道具を準備しましょう。今回用意するのは最低限のものにしました。なにせテーマも「安くできる」ですから。

1.ダイソーまたはセリアのコルクボード

こちらはテトロンを貼る枠として使いますので中のコルクをぶち抜いて、枠のみ使いましょう。枠の使い勝手で考えると個人的にはセリアがオススメ。

2.ジアゾ感光乳液

版を作るための薬品です。白いドロドロの液体と粉がセットになっています。これらを混ぜ合わせると黄色い溶剤となります。紫外線に反応し硬化するのでその特性を生かし版を作ります。ジアゾ自体は保存は暗い所にて管理します。

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250mlもあります [amazonjs asin="B0067D61J8" locale="JP" title="ジアゾ感光乳剤EX 250ml 油性・水性インク兼用"]

はじめは50mlで充分ですよ。

3.スキージ

版を作る際とインクを塗る際に使うので2種類持ってるといいかもしれません。版を作る時はパケットというアイテムもありますがちょっと高めなので今回は使いません。 [amazonjs asin="B00D18MKQK" locale="JP" title="エムディーエフ(MDF) 貼付スキージセット SKG-L-00-SET"]

4.テトロンメッシュ

昔は絹を使って行ったことからこの名前がついたようですが、今は安価なテトロン製が主流です。このテトロンは目の細かさでいくつかに分かれます。僕は初心者なのでオススメされた120メッシュを使ってます。すでに木枠に貼られたものも売ってますが、かなり割高になるので今回のように「安く手軽に」がテーマの際にはオススメはできません。

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5.ダブルクリップ

版を作る時に使います。大きめサイズをいくつか用意するとよいですね。

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6.ボンド

シルクスクリーンを貼るのに使います。100均一でも手に入るコニシボンドG17を使っていますが、問題なく貼れます。 [amazonjs asin="B003OKYKUY" locale="JP" title="ボンド G17 50ml(ブリスターパック) #13033"]

 

版を作る

それでは、版を作っていきましょう。

まずはコルクを外したボードの枠を用意します。

枠よりちょっと大きく切ったシルクスクリーンメッシュを用意します。

まず1辺をボンドを使って貼ります。始めの1辺は力を入れずに貼れます。

続いて貼ったところの反対の辺を貼っていきます。ここでは力を入れてメッシュがピンと貼るように手前に力を入れながら貼り付けます。ダブルクリップで抑えながらやるとやりやすくなります。

同様に残りの2辺を貼っていきましょう。ここも同様に手前に引きながらピンと貼れるように力を入れて貼り付けます。 最後の1辺を貼る際には最終的な仕上がりのメッシュの貼りがわかるかと思いますが、力を入れてしっかりと弾力のある仕上がりになるようにしていきましょう。

このメッシュの貼り具合が、後でインクを擦るときの擦りやすさにつながります。

以上で、メッシュが貼り終わりました。力強くハリがある状態になっているのが理想です。僕はこの貼り合わせが弱くなってしまいうまくいかず何度か失敗しています。ちなみにメッシュを自力で貼る方法にはアイロンを使う方法もあるみたいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=Iyq5AWDurFI

こちら いろんな方法があるみたいなので慣れてきたらいろいろ試して自分なりの方法を探してみてくださいね。

 

まとめ

さて、今回は長くなるので2部構成でお届けいたします。1部では、シルクスクリーンの説明と自力でメッシュを貼る方法までをご紹介しました。第2部では版の作り方から実際の印刷までをやっていきたいと思います。それでは、今回はこのへんで。