デザインねこ

現役グラフィックデザイナーがお届けするデザインの時短ネタや参考ネタ、HOW TOなどのお役立ち情報から、ハンドメイド、インテリアや暮らし、ネコとの生活など様々なジャンルの記事を2人と1匹でお届けする(デザインよりの)雑記ブログ。

若手のデザイナーにオススメ!pinterestを使ったデザインの学習法

こんにちは、今日もよろしくお願いします、デザインねこ@toranekodesignです。

さて、今回は、若いデザイナーにオススメの勉強法です。このブログでもおなじみのpinterestでデザインを見る眼を養っていきましょう。今回の方法は後ほど具体的に書いていきますが簡単に言うと「トンー&マナーごとに(例えば、スタイリッシュやナチュラルなど)ボードを作成し、そこに入るデザインをリピンしていき、後にそのデザインを検証する」といったものです。いたって難しいことはありませんね。移動中のスマホからも出来ちゃいますから。こういった便利なツールが出るにつれ、ほんと便利な時代になったなあと思いますね。昔はこれと同じ事をスクラップブックでやってましたもん(しみじみ)。
ということで、続いて具体的な方法です。具体的なステップは下記の通り。

1.各トーン&マナーのボードを作る

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まずはトンー&マナーごとのボードを作っていきます。具体的には「ナチュラル」「ポップ」「クール」「キュート」「ガーリー」「スタイリッシュ」「ジャパニーズ(和風)」「シンプル」「モダン」「エキセントリック」など。こちらに上げたのはほんの一例になりますので自分の考えるトンー&マナーのキーワードで結構です。できるだけ多い方が考える選り分けるフィルタが増えるのでよいかと思います

2.そのボードの中にリピンしていく

ピンタレストの中でいいなと思ったデザインを上記で作ったボードの中にリピンしていきます。この際にはできるだけ直感でどのトーンに属するかを決めてスピーディーに配分してください。もし違えば後から訂正もできますので直感を大切に。細かくピンを分析するのはこの先のステップで行うので、ここでは直感力を養うような意識で進めてください。

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3.ある程度量が溜まったら各ピンを検証していく

ボードの中にある程度ピンが溜まってきたら、各ピンを分析していきます。自分がこのトーンに選んだ理由は?どういった要素からこのトーンに選んだのか?全体的に俯瞰したところから細かいとことへズームしていくようなイメージで、それぞれのパーツまで細分化してフォーカスしていきます。色味は?写真は?ホワイトスペースは?反面率は?ジャンプ率は?フォントはどんなフォントを使っている?それぞれの要素の配置の仕方に特徴はあるか?などなど、それぞれのトーンを形作っている要素単位までを分解して、それぞれのトーン&マナーを形作ってる「もの」を探っていきます。この作業は多少時間をかけてある程度丁寧に行います。量より質、な気持ちで検証していきましょう。トーンごとに構成している要素をメモをとってまとめておくのもアリですし何人のデザイナーで話し合ってみてもいいかもしれません。

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版面

版面のサイズは紙面のサイズとの割合によって版面率と表現され、版面のサイズが大きいときには版面率が高いといいます。情報系の雑誌では、情報量の多さがその雑誌の価値として評価されることが多いので、版面率を高くすることでページごとの情報量の豊富さを表現しています。逆にエッセイなどは、1ページに文字が多いと読む意欲を減退させることを避けるために版面率を低く、字間との行間隔を広くする工夫をしています。一般的に書籍では版面率は低く、雑誌では版面率は高い傾向にあります。 (参考:https://www.design-omakase.com/dtp/?p=915

ジャンプ率

ジャンプ率とは本文の文字サイズとタイトルや見出しサイズの比率のことを指します。 言葉の使い方としては、ジャンプ率が高い(大きい)、もしくは低い(小さい)と表現します。 「ジャンプ率が高い」ということは本文の文字サイズと見出しの文字サイズの差が大きいということです。(参考:http://www.dataplan.jp/blog/design/1263

1〜3までを定期的に行う

以上の1〜3までの流れを定期的に行います。このトレーニングでは直感的に振り分けたトーンの構成要素を、冷静に分析するので右脳と左脳の力を両方鍛えることができます。 個々の要素が生み出しているトンー&マナーを掴むと同時に、傾向や類似性などを掴むことができます。またその分析によってデザインを言葉で説明する力も伸ばす事ができるでしょう。

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まとめ

以上が、pinterestを使った「見る」から鍛えるデザイン力でした。pinterstはスマホでも使えるので出先や移動のちょっとした時間にも使えるので、こういった目の学習ととても相性がいいのではないかと思います。しかしpinterestはホント秀逸なアプリですね。またpinterestを使った便利な方法があればご紹介したいと思います。では、また!